4.大山峠入り口

行程記には、飯田村

⑬当寺月昌山妙福寺は飯田光安菩提寺とも云、当村の中に光安屋敷跡有、並 定弘 竹の河内、山根 殿河内 門脇 石光 光安と云 七カ所の屋敷跡有 右の面々己後長門え下りしと民間の説也 

⑭此古城山杣ヶ城と云。(そまがじょう)」飯田家の古城なるが由緒不知 杉二郎左衛門ともいえとも 二郎左衛門は原村の西扇の城に居したりと見えたり 此辺往還左右上下其広き原也。此処から大山峠まで約800mぐらいで頂上につき、

5)初代大山刀鍛冶の住居跡と記せり「中国行程記に」大山峠を東に200mぐらい下ると平地で綺麗な山水があり近辺には赤松が林立しやや山中にしては平らな土地がありここに筑前左派一派の大山鍛冶の初代宗重が岡山高梁の刀鍛冶に修行に行こうとした初代が修行できず断られ帰途にこの飯田の地の赤松、清水、砂鉄のある此の地が気に入りここに住居を構えたものか、