28.宮ノ谷神社

上瀬野町中大山宮ノ谷  山麓

河内国の親末四郎左ヱ門が移り住む際に勧請。享保元年の棟札に寛政4年(1792)に御殿再営。

現在の拝殿は、明治の初めに再建、大工:跡村 足立喜左ヱ門鳥居:大正5年(1916)に石造りに改めた。

  ご神体:瀬織津日売神 。瀬織り津姫乃命{女神}

1     御祭神 瀬織津日売神←河内の神

2 由著 古老の申し伝える処によれば、往昔、伝染病大いに流行し、老少命を落す者少なからず、干時この神を祈れば其の難を免れる由、伝え聞き是を祈るに忽ち霊験を蒙り、病者頓に平癒し、流行すべてやむ。それより、郷民尊宗薄からず、秋に祭日を定め祭るに至りしとか。その後、流行病或いは、猪、鹿の作物を損する等のとき是を祈るに恩頼益々厚かりし、毎年9月に例祭を行っている。

3.   御神徳「水の神、雨乞いの神,はらいどの神」

4.  .社殿 桁行:1間半   梁行:3間

5.   境内坪数  33坪

6.   紋   千鳥

上瀬野荒谷 河内神社(祭礼日 9月  日)  下瀬野 榎之山河内神社(祭礼日9月23日)

*「広島県史」第二編より 宮ノ谷神社

*芸藩通志」にみる瀬野川の地名 上瀬野村図から、、、中原、落合、一貫田、青木、下垣内、清水、宮谷、凉木、久井原、ワリタカ,イヤ谷、寺分、中河原。

*昭和54年広島市立瀬野川中学校生徒会社会部発行「瀬野川町歴史探訪1979年版」井西による。    

明治12年(1879)10月

 平山神社祠掌   土方太作

氏子総代  横川勘三郎 久保吉兵