所在地:安芸区上瀬野町凉木
乙360番地 宅地:69,42㎡ 古谷正省所有
祭神:「塞の神・道祖神」「さえのかみ(障の神)
ご神体:地蔵形に彫られた自然石
(さえは)遮る意)悪霊が侵入するのを防ぎ、通行人や村人を災難から守るために村境、峠、辻などに祀られる神。
道の神。たむけの神。峠の神.岐(ふなど)の神。道祖神(どうそじん)さいの神などの言い方がある。
「村の守り神、子孫繁栄、近世では旅や交通安全の神として信仰されている。「年々の収穫を祈念する神」、の意味もあり。
本神社は一村一社の時代の村社平山神社の宮司であった「古谷正省」さんが土地所有者であったことから、由来は志和から秋祭り等に多くの人が平山神社を訪れたと瀬野川町史にあり、このことから本来は「道祖神」通行人や、村人を護る神であったと考えられる。ただ、地元の人々は、耕作に大事な牛の爪を切っていたとか、昭和20年の9月17日の当地を襲った大災害時に大きな石が濁流の中に立ち水をせき止め「その為川の流れを変えて」家屋の流失を食い止めた。その時の石が今でも[ご神体]として祭ってある.今の社殿は昭和48年(1973)に修復され、平成5年(1993)に門柱2基、社殿を再建し毎年6月の第二日曜日に大元、根切神社と三社祭りとして例祭をしている。『才之神』とは(さいのかみともいい)年々の収穫を祈念する
「「五穀豊穣の神」として祭ってきたものではないだろうか。