46.辰口切通し

一貫田の宿を過ぎて、山陽本線の北側を通っていた西国街道は、瀬野小学校の前の辰の口第一踏切を渡り国道に出る。本来の西国街道はこの踏み切りを渡らないで、なお西にそのまま真直ぐ行ったらしいが、鉄道建設の時山裾いっぱいまで鉄道が敷設され、街道は壊されてしまった。明治27年6月開通の山陽鉄道はこの山を削り山陽鉄道と国道2号線を作った。この切通しを通称辰 の口切通しと言っている。